下條村は 長野県の最南端である下伊那郡のほぼ中央に位置する、人口約3500人の村です。
下條村では、リニア中央新幹線のトンネル掘削残土約10haを受け入ることとなり、2018年に下條村リニア残土処理地計画特別委員会が発足。有識者や町民を交え、発生土置き場の後利用の新たな活用に向け検討が始まり、2024年度からは、残土置き場の準備工事が進められています。
この土地をどのように活かすかを考えるにあたっては、この土地に暮らし、働く村民の皆さんの思いは欠かせません。村民の皆さんがより豊かに暮らし続けるためにどんな村の姿を目指すべきなのか。
それを明らかにするために、当機構では下條村より依頼を受け、村民を対象としたワークショップを開催、普段接することのない世代や業種の垣根を超えた村民同士の対話を促し、意見の集約を図りました。こうした「村民の生の声」を、今後のリニア残土処理地の後利用や、総合計画策定等の参考資料として活用することを目指しています。(2023年~)
村に暮らす人がより健やかに、豊かに暮らし続けるために、残すべき村の魅力はなにか。
そして、補うべきはなにか、そのためにどのような仲間を増やせばよいか。
日常ではつながることのない、世代、業種を超えた村民同士の対話の場を創りながら、
村の未来を支え、築いていく『仲間づくり』を支援しました。
実施概要・成果
未来づくり村民ワークショップ
将来事業の担い手となる多様な主体の村民および関係者による対話の場を設け、村民の本取組への基本コンセプトや事業理念を共有するとともに、基本コンセプトを実現する取組や、骨子となる村民の意見の集約を図りました。
特に、村の未来像に対して幅広くアイデアや意見を集約し、そのなかから下條村リニア発生土置き場の暫定利用に活かせるものを、整理しとりまとめを行いました。
当機構では、自治体と連携し、地方創生・地域活性化に資する人材の育成やCSV事業の創出支援を行っています。
・省庁・自治体と連携した社会システム整備
・地方活性化に資する(経営)人材育成
・地方活性化の源になる(地域)事業創出
・企業連携したシティプロモーション
・都市と地域を戦略的に連携させる関係人口創出
多分野にわたる会員企業や外部の主任研究員と連携、事業のテーマや分野は問いません。ご興味がある方はお気軽にお問合せください。