CSV開発機構が定期開催する、社会課題に関する動向や最新情報を提供するCSVセッション。
今回は川崎市に共催いただき、オープンシンポジウムとして3月23日に開催いたしました。 ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。ご登壇いただいた五十嵐先生によると、 都内は既に桜が満開ですが、西暦800年から現在までの桜開花時期を見ると、
概ね200年ごとに前後するものの開花時期は概ね大体4/10~20であったのに、
このわずか数十年で、開花時期が1か月も繰り上がっている状況だそうです。
この事実からも、地球温暖化や気候変動の観点から現在の地球は、
『未病の状態に突入した状況』であり、
このまま放置しておくと気候崩壊が起こるのは間違いないというのが世界的な見解と いうお話をいただきました。
もはや、環境問題は待ったなしの状況ということです。 脱炭素等の環境対策技術はこれからも進歩してくことでしょうが、それだけではカーボンニュートラルは達成できません。 また市民にガマンを強いる対策は現実的ではありません。 CSV開発機構は川崎市をはじめとする自治体・企業と協働し、まちの構造そのものを見直し、新しい価値観で暮らし働くことができるまちづくりを通じて、 脱炭素社会を楽しく実現することを目指します。
この活動にご興味をお持ちの方は、事務局までご連絡ください。 本シンポジウムの取組報告は当機構HPで4月上旬公開予定です。
※当日投影しました資料もここからDLが可能です。

脱炭素時代の新しいまちづくりシンポジウム
脱炭素時代の新しいまちづくりシンポジウム